※当サイトではアフィリエイト等の広告を利用しています。
「防災グッズをそろえたいけれど、何から準備すればいいの?」
「たくさんありすぎて、本当に必要なものが分からない……」
地震や台風、大雨などへの備えが大切だと分かっていても、防災用品を最初から全部そろえようとすると大変ですよね。
実は、防災グッズは何でも詰め込めばいいわけではありません。
大切なのは、命を守るもの・水や食料・情報を得るもの・衛生を保つものから優先して準備することです。
この記事では、2026年時点の公的機関の防災情報をもとに、
- 本当に必要な防災グッズ
- 最低限そろえておきたいもの
- 自宅備蓄と非常持ち出し袋の違い
- 家族構成によって追加したいもの
- 防災グッズを選ぶときのポイント
を分かりやすく紹介します。
一度に全部そろえる必要はありません。
まずは「わが家に足りないもの」を確認するところから始めてみましょう。
防災グッズは「非常持ち出し品」と「自宅備蓄」を分けて考えよう
防災グッズを準備するときに覚えておきたいのが、避難するときに持っていくものと、自宅で生活するために備蓄しておくものは別だということです。
非常持ち出し品
災害によって自宅から避難する必要が生じたとき、すぐ持ち出せるようリュックなどにまとめておくものです。
消防庁も、非常持ち出し品を事前に準備しておくことを呼びかけています。
避難するときは両手を使える状態にしておく必要があるため、バッグは手提げではなく背負えるリュックタイプが便利です。
自宅備蓄
災害が起きても自宅に危険がなく、在宅避難ができる場合に使用する水・食料・生活用品などです。
大規模災害では、電気・ガス・水道などのライフラインや物流が止まる可能性があります。
そのため、非常持ち出し袋だけではなく、自宅にも備蓄しておくことが重要です。
防災グッズで本当に必要なもの【最低限の必需品】
まずは優先度の高いものから見ていきましょう。
1.飲料水
防災備蓄で最優先したいもののひとつが水です。
目安は、1人1日約3L(飲料用+調理用)。
最低3日分なら、
1人:約9L
必要になります。
できれば1週間程度を想定して準備しておくと、さらに安心です。
家族4人なら量も多くなるため、一か所にまとめるのではなく、収納場所を分散させておく方法もあります。
普段から飲んでいるペットボトル水を少し多めに購入し、使った分だけ買い足す「ローリングストック」なら無理なく続けられます。
2.非常食・保存できる食品
食料も最低3日分、できれば1週間分を目安に準備しておきましょう。
特別な非常食だけでなく、普段食べている保存性の高い食品も活用できます。
たとえば、
- パックご飯
- アルファ米
- 缶詰
- レトルト食品
- カップ麺
- 乾麺
- シリアル
- ビスケット
- チョコレート
- 野菜ジュース
- インスタントみそ汁・スープ
などがあります。
「防災用だから」と食べ慣れていないものだけを大量に購入するより、普段から食べる食品を多めに備蓄して順番に消費するほうが、賞味期限切れを防ぎやすくなります。

🌙 編集長のひとこと
非常食は「保存期間の長さ」だけで選ばず、実際に家族が食べられるかも確認しておきましょう。
災害時だからこそ、食べ慣れたものがあるだけでも安心感につながります。
3.簡易トイレ・携帯トイレ
忘れやすいけれど、かなり重要なのがトイレ対策です。
地震などで断水したり、排水設備が損傷したりすると、自宅のトイレが使えなくなる可能性があります。
水や食料を準備していても、トイレが使えなければ生活は一気に厳しくなります。
そのため、
- 携帯トイレ・簡易トイレ
- トイレットペーパー
- 大きめのゴミ袋
- 消臭袋
なども一緒に備えておきましょう。
4.懐中電灯・ランタン
停電に備え、懐中電灯やLEDランタンも必要です。
懐中電灯は移動時に便利ですが、部屋全体を照らすならランタンタイプが役立ちます。
予備の電池も忘れずに準備しておきましょう。
普段使っている場所とは別に、寝室や玄関など、すぐ手に取れる場所にもライトを置いておくと安心です。
5.モバイルバッテリー
スマートフォンは災害時、
- 家族との連絡
- 防災情報の確認
- 避難場所の検索
- ラジオやニュースの確認
などに役立ちます。
しかし停電が長引けば充電できません。
モバイルバッテリーは定期的に残量を確認し、使える状態を維持しておきましょう。
6.携帯ラジオ
スマートフォンがあっても、通信障害やバッテリー切れが起きる可能性があります。
そのため、情報収集手段をスマホだけに頼らないことも大切です。
乾電池式や手回し充電に対応した防災ラジオなど、複数の方法で情報を得られるようにしておくと安心です。
7.救急用品・常用薬
けがに備えて、
- 絆創膏
- ガーゼ
- 包帯
- 消毒用品
- マスク
などの救急用品を用意しておきましょう。
普段服用している薬がある場合は、災害時にも困らないよう、それぞれの事情に応じて準備しておくことが大切です。
お薬手帳の情報を確認できるようにしておくのも一つの方法です。
8.衛生用品
水が十分に使えない状況では、衛生を保つためのグッズが役立ちます。
たとえば、
- ウェットティッシュ
- ティッシュ
- トイレットペーパー
- マスク
- 歯みがき用品
- タオル
- ゴミ袋
- 生理用品
などです。
普段使用しているものを少し多めに買っておけば、そのまま防災備蓄になります。
9.カセットコンロ・カセットボンベ
停電やガス供給停止が続いたとき、温かい食事を作るために役立つのがカセットコンロです。
農林水産省の家庭備蓄例でも、カセットコンロやカセットボンベが紹介されています。
レトルト食品やインスタント食品を温められるだけでも、食事の選択肢は大きく広がります。
※カセットコンロやボンベは、製品の取扱説明書に従い、安全な場所・方法で使用、保管してください。
10.現金・身分証明に関する備え
停電や通信障害によって、キャッシュレス決済やATMが利用できない可能性も考えておきましょう。
非常時に使える現金を準備しておくと安心です。
また、身分証明書など重要な情報についても、災害時に確認できるよう各家庭で管理方法を決めておきましょう。
最低限これだけ!防災グッズチェックリスト
まず準備するなら、次の項目から確認してみましょう。
【水・食料】
□ 飲料水・調理用水
□ 非常食・保存食品
□ カセットコンロ
□ カセットボンベ
【明かり・情報】
□ 懐中電灯
□ LEDランタン
□ 予備電池
□ 携帯ラジオ
□ モバイルバッテリー
【衛生・トイレ】
□ 携帯トイレ・簡易トイレ
□ トイレットペーパー
□ ウェットティッシュ
□ マスク
□ 歯みがき用品
□ 生理用品
□ ゴミ袋
【安全・救急】
□ 救急セット
□ 常用薬
□ 軍手・手袋
□ ヘルメットまたは防災ずきん
【その他】
□ 現金
□ タオル
□ 着替え
□ 防寒用品
□ 筆記用具
全部そろっていなくても大丈夫です。
まずチェックして、不足しているものから少しずつ増やしていきましょう。
赤ちゃん・子どもがいる家庭で追加したいもの
乳幼児がいる家庭では、大人用の防災グッズだけでは足りません。
家庭に合わせて、
- ミルク・液体ミルクなど
- 哺乳瓶など授乳に必要なもの
- 離乳食
- 紙おむつ
- おしりふき
- 着替え
- 子どもが食べ慣れた食品
- 子どもの安心につながる小さなおもちゃ
なども検討しましょう。
成長によって必要なサイズや食品は変わります。
防災用品も定期的に見直すことが大切です。
高齢者がいる家庭で追加したいもの
高齢者と暮らしている場合は、
- 常用薬に関する備え
- 食べやすい食品
- 老眼鏡・眼鏡
- 補聴器関連用品
- 大人用おむつ
- 入れ歯用品
- 杖など日常生活に必要なもの
を確認しておきましょう。
一般的な防災セットだけでは、一人ひとりに必要なものまではそろいません。
普段の生活で「これがなくなると困るもの」を書き出してみると準備しやすくなります。
ペットがいる家庭も「ペット用防災グッズ」を忘れずに
犬や猫などのペットと暮らしている家庭では、人用とは別にペット用品も準備しておきましょう。
たとえば、
- ペットフード
- 飲料水
- 薬
- リード・ハーネス
- キャリーケース
- ペットシーツ
- トイレ用品
- ビニール袋
- タオル
などです。
いつも食べているフードや必要な薬など、代用品では対応しにくいものを優先して準備しておきましょう。
防災グッズは「多ければ多いほど安心」とは限らない
防災グッズを見ると、あれもこれも必要に思えてしまいます。
しかし、避難用リュックに大量の荷物を詰め込めば、重くなり、かえって避難しにくくなることがあります。
避難するとき持っていくものは、
「命を守るために必要なものを優先する」
ことが大切です。
一方、水や食料、トイレットペーパーなど量が必要なものは、自宅備蓄として準備します。
つまり、
持ち出すものと自宅に置くものを分ける。
これが防災グッズを上手にそろえるポイントです。
防災セットを購入するときに確認したい5つのポイント
「一つずつそろえるのは大変」という場合は、市販の防災セットを利用する方法もあります。
ただし、セットなら何でもよいわけではありません。
購入前に次のポイントを確認しましょう。
1.必要な基本用品が入っているか
ライト・ラジオ・簡易トイレ・救急用品など、自分が必要とするものが入っているか確認します。
2.人数に合っているか
1人用・2人用・家族用など、セットによって内容量が違います。
「○点セット」という数字だけではなく、何人分を想定した内容なのかを確認しましょう。
3.リュックを実際に持てる重さか
避難時に持ち出せなければ意味がありません。
家族それぞれの体力も考えて選びましょう。
4.水や食料の量は十分か
セットに食品や水が入っていても、それだけで数日分の備蓄になるとは限りません。
不足分は自宅備蓄で補います。
5.自分に必要なものを追加できるか
完成品の防災セットを購入して終わりではありません。
薬・眼鏡・生理用品・乳幼児用品・ペット用品など、家庭ごとに必要なものを追加しましょう。
一からそろえるのが大変なら防災セットを活用するのも一つの方法
「必要なものは分かったけれど、一つずつ選ぶのは大変……」
そんな方は、基本的な防災用品がまとめられたセットから準備を始める方法もあります。
一式そろっているセットをベースにして、そこへ自分や家族に必要なものを追加すれば、準備の負担を減らせます。
ただし、セット内容は商品によって異なります。
「○点入っているから安心」と考えるのではなく、必要なものが本当に含まれているかを確認して選びましょう。
👉 防災セットを選ぶときのポイントや「防災士厳選39点セット」については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
【2026年版】防災グッズのおすすめは?防災士厳選39点セットをわかりやすく紹介
防災グッズはローリングストックで無理なく続けよう
防災用品は、一度買ったら終わりではありません。
水や食品には賞味期限があり、乾電池やモバイルバッテリーなども定期的な確認が必要です。
そこで取り入れたいのがローリングストックです。
普段使っている食品や日用品を少し多めに購入し、
使う → 減った分を買い足す
というサイクルを繰り返します。
これなら、防災専用品を大量に買い込まなくても、日常生活の延長で備蓄を続けられます。
よくある質問(FAQ)
Q1.防災グッズは最低何日分必要ですか?
家庭の備蓄は最低3日分、できれば1週間分を目安に準備しましょう。
大規模災害では物流やライフラインの復旧に時間がかかる可能性があるため、余裕があれば1週間程度を想定しておくと安心です。
Q2.水は1人何リットル必要ですか?
飲料用と調理用を合わせて、1人1日約3Lが一つの目安です。
最低3日分なら、1人約9Lになります。
Q3.防災セットを買えば、それだけで十分ですか?
必ずしも十分とは限りません。
市販セットは防災用品をまとめて準備するのに便利ですが、水・食料の必要量や、薬・乳幼児用品・高齢者用品・ペット用品などは家庭によって異なります。
購入後に中身を確認し、不足しているものを追加しましょう。
Q4.非常持ち出し袋はどこに置けばいいですか?
災害時にすぐ持ち出せる場所に置きましょう。
玄関付近など、避難経路上で取り出しやすい場所を検討し、家具の転倒などで取り出せなくならないよう配置にも注意します。
Q5.防災グッズはいつ確認すればいいですか?
少なくとも定期的に中身を確認しましょう。
食品・水の期限、電池、モバイルバッテリーの充電状態、衣類のサイズ、薬や家族構成の変化などをチェックします。
「防災の日」や家族の誕生日など、毎年忘れにくい日を点検日に決めておくのもおすすめです。
まとめ|まずは「最低限必要なもの」から備えよう
防災グッズは種類が多く、最初から完璧にそろえようとすると大変です。
まずは、
水・食料・トイレ・明かり・情報・救急・衛生用品
など、災害時の生活に欠かせないものから確認してみましょう。
そして忘れてはいけないのが、自分や家族に合わせた備えです。
赤ちゃん、高齢者、持病のある方、ペットなど、家庭によって必要なものは違います。
防災は「一度準備したら終わり」ではありません。
普段の買い物にローリングストックを取り入れながら、無理なく少しずつ備えを増やしていきましょう。
今日一つ準備することも、立派な防災です。
「あとでやろう」と思っている方こそ、まずは自宅にある水・食料・防災用品を確認するところから始めてみてくださいね。


コメント